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WORK コンサルティング

ビルサービス事業本部 首都圏建築事業部 リニューアル工事グループ 篠原 康浩

今、オフィス空間に何が求められているのか。新たな価値の創造をコンサルティング業務を通じて実現する。

「別な色、別な空気」の空間を提案。

私は現在仙台に常駐し、仙台エリアで当社が運営管理を受託している4棟のオフィスビルにおいて、新規の入居や増床などに伴う工事のコンサルティングをしています。そのほか、ビルの中長期修繕計画の立案や設備の修繕、改修にも携わるなど、担当している建物の建築、設備、電気の全般にわたり目を配っています。

企業やワーカーがオフィス空間に求めるものは、今、大きく変化しています。かつてオフィス空間に求められたものは、ワーカーの人数に見合ったスペースの確保であり、レイアウトで重視されたのは、業務上の機能性や効率性でした。もちろん、こうした機能性や効率性はオフィスの基本ですが、昨今はそれに加えて、リフレッシュができたり、部署を超えて社員どうしが交流できるスペースなど、「別な色、別な空気」の空間が求められることが少なくありません。

コンサルティング業務では、多様化するお客さまのニーズを的確に捉え、当社ならではの付加価値を盛り込みながら、一方でコストバランスも十分に考慮されたご提案が求められます。多角的見地と検討が必要となる高度な業務で、それなりに苦労もありますが、お客さまと打合せを重ねて一緒につくりあげた新たなオフィスが稼動し始め、お客さまから「ありがとう。社員の評判もいい。社内の雰囲気も明るくなりました」といったお声を聞かせていただけるとき、この業務の大きなやりがいを感じます。

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「オフィスにレタス工場?!」――できないものはない。

最近のことです。私は、自分の“常識”が覆されるような体験をしました。あるお客さまから、空いているフロアを「レタス工場にしたい」というご要望があったのです。当初私は、お客さまが何を言われているのかまったく理解できませんでした。「レタス工場? オフィスビルで?」――「あり得ない」と思いました。改めてお話を伺うと、「LED照明を使った水耕栽培でレタスを作る。天候に左右されず安定栽培ができ、しかも無菌。おいしいし、日持ちもする。都市の有力な産業になりうるものだ」ということでした……なるほど。納得したような、そうでもないような…。まだ半信半疑でしたが、お客さまのご要望です。実現の可能性を検討しました。

用途などに関する法的な規制のクリア、建物の強度の検証、無菌状態かつ温度・湿度が完全に制御されたクリーンルームを、しかも完全防水でどうつくるのか…。――実現するための構造や工法、仕上げについて調査を行い、建築や設備の専門家と細部にわたって検討を重ね、着想から2年後、紆余曲折はありつつも、雲を掴むような話だった「レタス工場」を、ついに実現することができたのです。

今では毎日、おいしそうなレタスが出荷されています。「やればできる!」と改めて思うと同時に、固定観念にとらわれ、都市のオフィス空間がもつ可能性を限定していた自分の考えを革新することができました。「常に新しい価値の創造を考え、当社らしさを追求しよう」――これは、当社の行動指針です。「レタス工場」の実現を財産に、これからも新たな価値創造に果敢にチャレンジしていきます。

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